リアンの考察部屋

漫画好きによる考察ブログです!!

気づいてしまいました・・・!○人目に隠されたミスリード!!!

 皆さんこんにちは!!リアンです!!!皆さんはONE PIECEの考察と言って思い浮かぶものは何ですか?”Dの意志”?”ラフテルの場所”?確かにそれらも王道の考察ネタです。しかし、今回はそれらと同じくらいよく取り上げられる”○人目”の考察について新たな見解を提言したいと思います!!

f:id:rien0816:20211028172030j:plain

 

1.○人目とは?

2.○人目に隠されたミスリード

 a)根拠1 あの名シーンは実は伏線!?

 b)根拠2 現状とタイトルの違和感

3.ミスリードから読み解くこれからの展開

まとめ

 

1.○人目とは?

 まず、考察をしていく前に○人目とは何かについて解説していきます。○人目とは、ONE PIECEにおいて、新たな仲間が増える話において付けられるサブタイトルのことです。例えば、第6話でゾロが仲間になったときの1人目なんかがその代表格ですね!

 

 しかし、単純にそのサブタイトルが付けられるのであれば、我々読者は考察ネタにはしないわけです。実は、○人目のサブタイトルは単純に船に乗っただけでは付けられません。一説によると、そのキャラクターが真に仲間になったとき、そのキャラクターの思惑とは関係なく、真にルフィの船に乗ると決めたときに付くのだ、とされ、必ずしも数字順に○人目のタイトルが付くわけではありません。また、現状でもまだ付いていないサブタイトルもあります。

 

ちなみに、現在付けられている○人目のサブタイトル一覧はこちらです! 

・1人目(第6話)

・4人目(第68話) 

・2人目(第94話)

・3人目と7人目(第439話)

・8人目(489話)

以上の5話になります。この○人目はルフィを除くので、ゾロを1人目として数えだします。逆に言うとその順番で数えていくと、5人目(チョッパー)、6人目(ロビン)、9人目(ジンベエ)の3人分のタイトルがまだ付けられていない、ということになります。ジンベエはワノ国編で仲間になったばかりで、ワノ国を出航するあたりで付く可能性も全然あるため、特に問題視されるのが5人目と6人目のタイトルの話になるわけです。例を挙げると、「チョッパーはこれから船医としての大きな役割を果たす場面が来るのではないか」「ロビンはこれからまた船を降りなければならないような事件が起こるのか」など様々な考察がされています。

 

2.○人目に隠されたミスリード

 さて、今回私が提言したいのは、439話、489話の2話を通して壮大なミスリードが為されているのではないか、という説です!!!ONE PIECEと言えば、多くのミスリードが為されていることでも有名な作品ですよね!!私は今回、この○人目のタイトルでも大きなミスリードを誘われているのではないかと考えました。そのミスリードとはこちら!!!

 

「5人目、6人目はそれぞれチョッパー、ロビンのことではなく、ビビ、チョッパーのことを指すタイトルになる!!!!!」

 

 ビックリされた方も多いことでしょう。ビビといえば、ルフィ達が偉大なる航路で最初に上陸した島、ウイスキーピークで乗船し、リトルガーデン、ドラム島と共に冒険し、アラバスタで共にクロコダイルを打ち倒した後別れた、アラバスタ王国の王女のことです。しかし、逆に別れてしまった分、シャボンディ後の2年間を修行することもなく、今後仲間再びになったとしても実力的に役不足感は否めないですよね。でもご安心ください!!この件について、私のなかで大きな根拠がいくつかございます!!

a)根拠1 あの名シーンは実は伏線!?

 まず、私が根拠として考えるのはあの名シーンです!ビビにまつわる名シーンといえば、やはりこれですよね!!

f:id:rien0816:20211028175559j:plain

このシーンは涙無しには見られません!でもこの前振りとしての、こちらのシーンも見逃せません!

f:id:rien0816:20211028175822p:plain

私が今回まず根拠としたいのはこの台詞です。この台詞から私は今後、ルフィ達とビビが再会し、ちゃんと仲間として船に乗る展開が来るのではないかと考えています。もちろん、この世界で一度別れてしまうと再び会うのはかなり難しいということになります。この台詞はその中でもまた会いたいという気持ちの表れでもありますが、同時に、麦わらの一味とビビの再会し、ルフィ達がもう一度仲間と呼ぶ、言い換えると今度はクルーとして麦わらの一味に加入する、という可能性があるのではないでしょうか?

 

b)根拠2 現状とタイトルの違和感

 こちらに関して、私が言及したいのは特に439話、「3人目と7人目」の方のタイトルです。この話は麦わらの一味がフランキーを新たな仲間に加えウォーターセブンを出航し、出航後にウソップが素直になって謝罪、一味に復帰するというエピソードですね!だから、ゾロから数えて3人目のウソップと7人目のフランキーのことがタイトルで示唆されているわけです。今回ここで私が指摘したいのは、ロビンについてです。

 

 ロビンはエニエス・ロビーでの戦いを経て完全に一味の仲間になったと言っても過言ではありません。それなのになぜロビンのことを表す「6人目」がタイトルになっていないのでしょうか?再び船を降りる展開があるから?サンジ君はバラティエ編の時に「4人目」と付いたにも関わらず、ゾウからホールケーキ・アイランド編で一味を離れています。ほんとは離れたくなかったという気持ちに関しても、何ならエニエス・ロビーでのロビンも同様だったと捉えられます。これからロビンの役割が大きくフィーチャーされるから?それは既にホールケーキ・アイランドでロード・ポーネグリフを集めている時点でロビンの役割の重要性は一味も知るところです。ではなぜか?それは、

 

「ロビンは6人目ではなく7人目で、ウォーターセブン出航時のタイトルはフランキーとロビンのダブルミーニングになっているから!!!!!」

 

だと私は考えます。どういうことかというと、439話「3人目と7人目」の「7人目」は見かけ上の7人目フランキーと尾田先生の構想上の本来の7人目ロビンを一緒に書くことにより、以前の登場人物が仲間に後々加わるということを暗に示唆していたのではないか、ということです。

 

 見かけ上の番号を書くならロビンを一度「6人目」、チョッパーを5人目としても良いじゃないか、と思う方もいるかもしれません。しかし、それではだめなのです。チョッパーを5人目と書いてしまうと、ドラムの時点で実際はどうあれ一度ビビが船を降りるということが丸わかりになってしまいます。そうするとアラバスタ編のラストの名シーンの感動が半減してしまいます。それは尾田先生も本意ではないでしょう。逆に439話を「3人目と6人目と7人目」とした場合、なんだか冗長なタイトルになってしまいますよね?じゃあ最初からチョッパーを6人目、ロビンを7人目と書けば良いじゃないか。それもそのように書いた時点でサンジより後、チョッパーより前に登場した人物が船に乗る、ということが丸わかりになり、これも結果的に前述の通りですよね?この問題を解決するために尾田先生が考案したのが、「5人目」の正体を隠すために、「6人目」に役割を与えてタイトルを先延ばしにし、見かけ上と実際の順番が被る2人の人物を同じ「○人目」でくくることだったのではないでしょうか。そのように考えると、○人目ミスリード説にも信憑性が出てくるのではないでしょうか?

 

3.ミスリードから読み解くこれからの展開

 さて、ここからはこの「○人目」のミスリードから今後の展開を予想していきましょう!!

 

 ワノ国でカイドウを倒したルフィはもしかしたらヤマトも仲間に加え、11人で新たな航海へと出発していくことでしょう。そんな麦わらの一味の元に届くのは久しぶりの世界経済新聞。最初はカイドウを倒したことで上がった懸賞金で悲喜こもごもとする一味ですが、すぐに新たなニュースが目に入ります。それはきっと世界会議で起こった出来事でしょう。きっと我々読者もルフィ達と一緒にサボに何があったのか、世界会議での死者は誰なのかなど多くの新事実を目にすることになります。

 

 その真実の中でも特に目を引くものとなるであろうことは恐らく、「アラバスタの王女は海賊だった」というニュースではないでしょうか?世界会議においてアラバスタに関する事件があり、同時にワポルからの情報のリークもあった、ということでこれらの情報を総合するとこのようなニュースが一番あり得ると思います。この情報を受け、ルフィ達は行動を起こし、ビビを再び助けます。結果、少なくとも騒動が収まるまでは麦わらの一味の元に身を寄せるべきだ、という展開になり、またビビが仲間としてルフィ達と冒険することになるのです。そして騒動が収まった後、ビビはアラバスタの時とは異なり、ルフィや一味のみんなと冒険することを選びます。そこで付くタイトルこそが「5人目」なのではないでしょうか?

 

まとめ

 今回は以上になります!!どうやらビビはかなりやばい状況であることが尾田先生の手紙によって明らかになっていますが、無事なのでしょうか・・・?もしこれをルフィ達が助けて再会するようなことがあれば、今度は一緒に冒険してくれるのも嬉しいなぁって思いもこもった考察でした!もしビビの危機をロビンが救うなんて展開があったら激アツですよね!!!ワノ国後の展開も楽しみになったところで今回はここまで!また次回お会いしましょう!!アリーヴェデルチ!!!